【ビジネス英会話Tips39 「~した方が良い」提案・忠告を表す英語表現4選!】
【ビジネス英会話Tips39 「~した方が良い」提案・忠告を表す英語表現4選!】
こんばんは、Tak石河です。
以前の投稿
【ビジネス英会話Tips38 中学で習う英単語シリーズ(9)better~’You know better.’と言われました。どういう意味?~】
の中で、had betterの表現を紹介しました。ただ、実際に「~した方が良い」という表現は、ビジネス英会話でどう使われるのかをご紹介したいと思います。
had better
※普段の英会話では、省略して、
I had better… ⇒ I’d better
You had better…. ⇒ You’d better
と使うことが多いです。
まずは、英英辞書の定義から見ていきましょう。
~するのが良い
(1) used to give advice about what someone should do, or to say what you should do or need to do
(📖出典📖 Longman Online Dictionary)
つまり、アドバイスなんだけど、より細かいニュアンスを言うと、「提案したことをしないと、ネガティブなことが起きる」意味合いが含まれているね。 アメリカ人同僚 盟友Liam
なので、下記の例
You’d be better attending the sales meeting. (営業会議に出た方がいいと思うわよ。) Diana
「嫌だ!会議出たくない!!俺は今からハワイに逃亡するぜ(本気)!!」 駄々をこねるSales Manager浅田さん
という会話例では、Dianaは
You’d be better attending the sales meeting. (営業会議に出た方がいいと思うわよ。出ないと良くないことが起こるわよ。) Diana
というニュアンスが含まれています。この場合、Sales managerの浅田さんが、会議をすっぽかすのは、きと良くないことが起こりそうですね…。
そして、この’You’d better…’は、
若干押しつけがましさの意を含むことがある
(📖出典📖 ジーニアス英和辞典 第4版)
ので、同僚や、または目下の人に使うのが無難ですね。
※ちなみに、better offという表現もあり、そちらは
【ビジネス英会話Tips38 中学で習う英単語シリーズ(9)better~’You know better.’と言われました。どういう意味?~】
をご参照下さい^^;
そして、had betterにはもう1つ、重要な意味があります。
警告
(2) used to threaten someone
つまり、誰かに警告する時にも使えるんだ。例文を見てみよう。 アメリカ人同僚 盟友Liam
You’d better keep your mouth shut about this issue. (この件については口を慎め。) …って何で俺がこの例文を読まなきゃいけないんだ? Manager Ben
Tak石河(…それはあなたのキャラクターにピッタリだからですよ)
…ていうかさ、ここまで見ていたらYou’d betterってやばすぎね?警告の意味もあるし、ビジネスでとてもつかえないじゃん! 苛立つSales Manager浅田さん
まあそうかもしれないんだけど、使い方によるよね。例えば、僕が同僚のTakに ‘You look pale. You’d better go see a doctor.’ (顔色が悪いよ。お医者さんに診てもらった方がいいよ。) といえば、とても自然な表現だね。この場合、お医者さんに診てもらわないと、悪い結果が見えてるし、なにより相手を心配する気持ちが良く出ているよ。 アメリカ人同僚 盟友Liam
では、他の表現も見ていきましょう!
Tak石河
should
こちらの英英辞書での定義は
used to give or ask for advice
(📖出典📖 Longman Online Dictionary)
になっています(※注 他にも意味はありますが、ここでは省略します)
これは、日本語では「~するべきだ」と訳されることが多いけど、つまり相手に対するアドバイスだね。had betterと厳密な差を言えば、何か提案したことで、ポジティブな結果につながる意味合いがあるね。 アメリカ人同僚 盟友Liam
You should read her new book.
(彼女の新しい本を読んだ方が良いよ。)
⇒読むことで、何かポジティブな結果が得られるニュアンス
でもさーshouldって「…すべき」とか他にも意味あるじゃん?やっぱり対等か目下の人じゃないとまずいんじゃね??取引先の社長に ‘You should read the new book.’なんて言えるか? 苛立つSales Manager浅田さん
まあ、あんたは存在自体失礼だから別にいいんじゃない?^^; Diana
うおおーめんどい!ていうかお偉いさんにも使える無難に使える表現を教えてくれよ! 焦らされる浅田さん
It’s a good idea to…
~をするのが良い
これは、いろんなバージョンがあって、 I think it’s a good idea to…(~をするのが良いと思います) It might be a good idea to…(~をするのがよいでしょう) といった形で、より控えめに相手に提案ができるよ。 アメリカ人同僚 盟友Liam
確かに、この表現は万能ですごく重宝するよね。 Tak石河
…だからそういう表現が欲しかったんだって! 再び焦らされた浅田さん
焦らされるの、苦手なの? いつものドSのDiana
Might as well
他に何か良い案がないために、~を提案するニュアンス
英英辞書の定義を見てみましょう。
used to suggest that someone should do something, because there is no good reason to do anything else
(📖出典📖 Longman Online Dictionary)
これは、後半の赤線がポイントで、「他に良い案がないから、仕方なく…という案を選んだ」というニュアンスが出るね。 アメリカ人同僚 盟友Liam
I have no appointment today. I might as well work on my sales plan. (今日はアポが1件もないな。営業計画に取り組んだ方がよさそうだ。) …何か、むっちゃしゃーない感じが出るな。。。よし、この表現も使おう! 今日はアポ無しの浅田さん
アンタの表現の採用基準がイマイチよくわからないわ… Diana
「ところでTak、前回の投稿【工業英検2級合格とTOEIC 920取得の報告】で工業英検って何?て書くっていったけど、ん、まだなの?焦らしてるの?」 Diana
「Diana、あの試験は色々突っ込みどころがあって…ちょっと記事は待ってね、今構想段階だから(汗)」
Tak石河
「それより、俺の新しい営業プランをきいてくれよ!この新しい商品を紹介した人が他の人を紹介したら連鎖的にキャッシュバックがもらえる芋づる式ウハウハぼったくりシステム(以下自主規制)」 いつもの浅田さん
「…逆にアンタの怪しい営業プランは一生おあずけで良いわ^^;」 Diana
今日も、Tak石河のブログを読んでいただいて、ありがとうございました。
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