【ビジネス英会話Tips29 中学で習う英単語シリーズ(5)away~使い方のポイントは「ある点から離れる時」】
中学で習う英単語シリーズ(5)away~使い方のポイントは「ある点から離れる時」~
最終更新:2017年6月26日 22:00 誤字を修正
頻度は多いけどあまり使っていない単語
この「中学で習う英単語シリーズ」、色々調査していくと、「無意識的に使っているけど、ちゃんと意識的に辞書などで調べたことがない単語」にしばしば出くわします。
さていつもは色々前置きが長いんですが(笑)今日は単刀直入に、そういう気持ちになった単語のご紹介。第5回目の英単語は…‘away’です!
awayの基本的な意味とは?
awayは副詞で、とにかく「離れる」というイメージでまずはOKです。時間的にも場所的にも、離れるのであれば’away’ですね。
今回は簡単に、基本的な4つの使い方をみていきましょう!
離れて
My dog got away.(犬が逃げちゃった。)
get away:ある地点から離れる⇒逃げる、の意味になります。
The station is very far way from here.(駅はここからとても遠いです。)
far from:「~から遠い、離れている」ですが、far away from~の方が、より遠いニュアンスが出せます。
He is a great presenter! He blew me away!(彼は素晴らしい発表者だよ!感動した!)
☆これ、意外と知らないかも!?☆
blew away:吹き飛ばす、がもともとの意味ですが、そこから派生して「(吹き飛ばすくらい)感動する」という意味になります。
先の話で
The meeting is three days away.(会議は3日先です。)
会議が、今から3日先という時間的に離れた状態を指します。
不在で、留守にして
I will be away for three weeks.(3週間留守にします。)
これも、距離的に離れて⇒留守にして、の意味ですね。
ちなみに、このawayは、
出張・旅行などでかなり離れて不在の場合:ちょっと留守の場合はout
(?出典? ジーニアス英和辞典 第4版)
と使い分けします。
‘I will be out.’なら、「ちょっと出かけてくるよ」という意味になります。
※ただそこらへん結構あいまいで、じゃあ何日間不在ならawayになるの?という基準はないんですよね。ぶっちゃけあいまいで、人によっても違います。ただ発言した人の意識として「割と長い期間」空いています。
消えて、弱まって
We did away with the rule.(我々はその規則を廃止した。)
☆これ、意外と知らないかも!?☆
do away with:廃止する、排除する、という意味。これは、時間・場所的というよりも、意識の上で「離れた」場所に追いやる⇒消える、廃止する、という意味合いが強いですね。
awayは、イディオムとして使われることが多い単語
さて、ここまででお気づきかもしれませんが、awayは単独で使われることもあるものの、他の単語とくっついて、イディオムになることが多いです(無意識的に使っていることが多いのはおそらくこのことも要因として大きいかと)。ここでは、いくつかお役に立ちそうなイディオムをご紹介しましょう!
out and away(ずば抜けている、抜群に)
She is out and away the best student I have ever taught.
(彼女は私が今まで教えた生徒で、抜群に優れていた。)
(?出典? Cambridge Online Dictionary)
普通とは離れている⇒ずば抜けている、の意味になります。
right away(すぐに、直ちに)
I will do it right away!(すぐに取り掛かります!)
怖い上司に仕事の進捗を聞かれて、何もやっていなかった時に役立つフレーズですね!(笑)
ちょっと簡単だったでしょうか?
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