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【ビジネス英会話Tips21「可能性」を表す英語表現はchance, possibilityで良いか?】

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日本人の英語にありがちな「可能性」を表す英語表現の落とし穴とは??

 

こんばんは、Tak石河です。

今日は、Tak石河が、日本人のビジネスパーソンが、ビジネス英会話にありがちな間違い(まではいかなくても、ちょっと変な表現)をご紹介したいと思います。

ちなみに、こういう「日本人あるある英語表現」は、ビジネスの現場の第一線で働く者ならでは気づく所が多々あるので、いずれは何かシリーズ化して記事にしたいと思っています。ただなかなか全部列挙できないので、当面は単発ネタでいこうと思っていますが。

But I digress. (話がそれました。)

今日のお題は、「可能性」って英語で何と表現しますか?というテーマです。


可能性=chance, possibilityで良い?

これは、もちろん間違いではないです。辞書の例文を見てみましょう。

(例1)There is a good chance of his being elected. / There is a good chance that he will be elected.

(訳1)彼が選出される見込みは十分にある。

(例2)There is a strong possibility of rain on the weekend.

(訳2)週末は雨の可能性が高い。

(※参考 上記で、high possibilityとは言わず、strong possibilityが正しいです)

(?出典? Genius英和辞典 第4版)

では、次の問題を見てみましょう!

以下の空欄 ——- に当てはまるものを、(A)~(C)より選んでください。

A survey of the land was conducted to check the ——- of a plan to build a shopping mall there in the near future.

(A)possibility (B)feasibility (C) both (A) and (B)

(?出典? TOEIC®テスト 究極のゼミ PART5 語彙・語法【超上級編】)

※少し古いTOEICの問題を題材にしているので、(C)という((A)及び(B))という選択肢がありますが、気にせずご回答ください。

実に85%ものテスターが間違えた問題

これ、簡単そうに見えて、正答率15%という難問です。

皆さんは分かりましたか?

正解は…(B)feasibility です!!なんとなく、(C)を選んじゃいそうじゃないです?(笑)

ちなみに、上記の問題の和訳は以下になります。

近い将来、そこのショッピングセンターを建設する計画の実現可能性を評価するため、土地の調査が行われた。

(A)可能性(B)実現可能性(C)(A)と(B)の両方

(?出典? TOEIC®テスト 究極のゼミ PART5 語彙・語法【超上級編】)

 

ではなぜ、(A)possibilityはダメなのか?

ここでは、正解云々よりも、何故possibilityがダメなのかを正確に把握することが大事ですね。

possibilityは、’possibility of heavy rain’(大雨の可能性)のように、「何の可能性か?」を情報として付けたす必要がある(何の可能性かが分からない)んですね。

そして、上記の問題だと、「可能性」とは、「(ショッピングセンターを建設する計画の)実現可能性なので、feasibilityが正しいです。

ちなみに、feasibilityは、日常英会話ではあまり出てこないですが、ビジネスでは「可能性」というと、大体「何かの実現可能性」を言うことが多いので、よく見る表現です。

では、市場での「可能性」を見てみましょう!

ではトリビアにもうひとつ。以下も、ビジネス英会話でよく出てくる表現ですが、空欄——-に何を入れますか?ちなみに下記はTak石河オリジナル英文です(が、本当によく出てくるのでオリジナルと言えるかは不明です汗)

We should look for an ——- in an emerging market.

ここでも、possibilityは「何の可能性か」不明なので、

空欄前のanがかなりヒントですが、ここではopportunityが良いです。これで、

「我々は、新興市場における機会を探すべきだ」という意味になります。

ちなみに、今回のトピックは語法(=言葉の使い方)といわれる分野です。これは、一つ一つの言葉の意味(例えば、可能性=’opportunity’)を知っていても、個々の使われ方を知らないと、実際のビジネス英会話で誤った使い方をしています。これは、日々のビジネス英会話で鍛えるなり、都度辞書でチェックするなり、地道な努力が必要ですね^^;

今日も、Tak石河のブログを読んでいただいて、ありがとうございました。

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