【World News 北朝鮮、米国人男性を国家に対する「敵対的行為」の容疑で拘束したと発表~英語での北朝鮮―アメリカ間の報道】
こんばんは、Tak石河です。
今日(といっても報道日は5/6ですが…)お届けするWorld newsは、北朝鮮による米国人の拘束問題です。
こういった国際情勢のニュースって、「日本人が○○国に拉致された!」のように、日本及び日本人が直接関係するような事件は、日本国内でも大々的に報道されるイメージがあると思うのですが、外国同士の争いって、意外と報道されていないイメージがありませんか?もちろん、新聞の国際面などを見れば、掲載はされているのですが…。
実際、外国人の社員の方・知り合いの方は、もちろんBBCやCNNのニュースはご覧になっているわけで、’Tak、日本は大丈夫なのか??’と本気で心配されます。
それでは、ニュース動画と、その中からのダイジェストのご紹介です。
(?出典? Daily newsより)
North Korea says it had detained a US citizen on suspicion of ”hostile acts” against the state.
北朝鮮、米国人男性を国家に対する「敵対的行為」の容疑で拘束したと発表
Kim Hak-song worked at the Pyongyang University of Science and Technology (PUST) and was held on 6 May, state-run news agency KCNA said.
北朝鮮は(5月)6日、平壌科学技術大学に勤務するキム・ハクソンという名前の米国人男性を国家に対する「敵対的行為」の容疑で逮捕したと発表した。
(?出典? BBC Newsより引用)
【note】
detain:(他動)拘束する、拘留する、留置する
hostile act:(名)敵対的行為
state-run:(形)国営の、国立の
KCNA:(名)Korean Central News Agency(朝鮮中央通信社)。北朝鮮の国営通信社にして、同国最大の報道機関。
ここで、キム・ハクソンさんは、先月下旬に平壌科学技術大学に教授として招聘(しょうへい)されており、
同大学では実験的な農業を始めるつもりであったそうです(?出典? ロイター通信)。
ここで、北朝鮮の国営朝鮮中央通信は(敵対的行為の容疑に関して)、「所轄の機関」がキム・ハクソンさんの容疑に関する「詳細な操作を実施している」としていますが、その詳しい内容は明らかになっていないことが下記から分かります。
KCNA said that ”a relevant institution” was conducting [a] detailed investigation” into Kim Hak-song’s alleged crimes.
It gave no further details.
(?出典? BBC Newsより引用)
【note】
alleged crime:申し立てられた犯罪
ここで、キム教授がどのような”hostile acts”を行ったのか(そもそも無実の罪なのか)は定かではありませんが、『大学に教授として招聘されて、研究を始めようとした矢先に、身柄を拘束される』といった事態が起こってしまうのは、事実のようですね。
ちなみに、数日前にも、下記のようなおどろおどろしいやりとりが。
2017年4月24日
North Korea ‘ready to sink’ US aircraft carrier Vinson
A commentary in the Rodong Simmun newspaper warned that the USS carl Vinson could be sunk ”with a single strike”.
(?出典? BBC Newsより引用)
この記事からも、北朝鮮は米国空母艦を「一撃で沈めてやるぞ!」という恐ろしいメッセージが示されています。
北朝鮮関連は、ひょっとすると(Tak石河含め)皆さん、毎度のことで危機感が薄れてしまっているかもしれませんが、世界的に戦争への危機感は高まっており、その直接的な脅威が日本の間近で起こっていることは、認識しておくべきかと思います。
ちなみに、内閣府からは、万一のテロや有事の際の行動指針が述べられています。ここ数年の間で、地震・津波への防災意識は高まったかもしれませんが、こういったテロ・戦争関係については、日本国内ではここ数年の間は起こっていませんが、平和ボケしている最中に攻撃を受けてしまわないためにも、是非一読しておくのが良いかと思います。
内閣官房『国民保護ポータルサイト』
ちなみに、脱線しますが、上記ポータルサイトに載っている「国民保護サイレン」は実際に同HPに掲載されており、Youtubeでは様々な都市伝説とくっついて紹介されているようです。
※以下、怖い話が苦手な方はご注意を。
今日も、Tak石河のブログを読んでいただき、ありがとうございます。
今日は少し重めのニュースで、最後の方はまとまりがなかったのですが(汗)、よかったら、下記をポチっとorシェアしてもらえると、とても嬉しいです!