【ビジネス英会話Tips⑥ 目上の相手に反論する際の表現】
こんにちは、Tak石河です。
今日は、目上の人(例えば、貴方の上司など、パワーバランス的に、貴方よりも強い人)に対して反論をする時に役立つ表現をご紹介したいと思います。辞書やオンライン記事では色んな表現が載っているけれども、ネイティブスピーカーから見てどんなニュアンスの違いがあるんだろう?とTak石河は疑問に思っていました。
そこで、今回は私のアメリカ人同僚のLiam(リアム)に、下記の表現を挙げて、どういう印象かを聞いてみました。
※ご本人の許可をもらって本記事は書いています、ちなみにLiamとは「揺るぎない庇護者」という意味を持ち、今アメリカで人気の名前だそうです。
①I beg to differ, (but I have to disagree with your opinions.)
②With all due respect, (but I would like to show you my different opinions.)
③I know where you are coming from, (but I have to disagree with your opinions.)
④Correct me if I am wrong, (but I have a different point of view.)
それぞれ、( )よりも前の表現を参照してください。
※注 ③の表現は、「貴方の出身は知っているけど…」ではなく「貴方の言う/仰ることはわかるけど…」という意味です。
「①I beg to differ,…」は目上の人に対してはあまり使わないな。例えば、その目上の人が、とてもフレンドリーだったり、オープンな人であればいいんだけど、ちょっとassertiveに聞こえるね。日本人のビジネスパーソンがこの表現を使うのはよく聞くけど、目上の人に対してはお勧めしないよ。友人や同僚なら問題ないね。
②~④は全部、politeな反論の仕方なのでどれもOK。個人的には、③、④あたりが好きだね。後は、どんな表現でも、語気を強めて言うとキツく聞こえるから、穏やかな口調で言うのがポイントだね。」
アメリカ人同僚 盟友Liam
「ありがとう、Liam。ところで、Liamだったらどういう表現がお勧め?」 Tak石河
「うーんそうだね。自分だったら‘Forgive me for saying, but…(自分の反対意見を言う).’」って使うかな。
アメリカ人同僚 盟友Liam
なるほど!Liamは、穏やかな人柄なのでかなりソフトな表現が好きなのかな、と推察するものの、それぞれの表現のニュアンスの違いは参考になります。
今日も、Tak石河のブログを読んでくれて感謝です。
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