【英語資格試験Tips① 英検1級合格体験記~1次試験編~】
2016年第3回実用英語技能検定(通称:英検)において、石河、英検1級に合格しました。
今まで、英語の資格試験というと、今まで石河はTOEICばかり受験(おそらく、人生での受験回数は今までで10回を超えると思います)していたのですが、今回ふと思う所があって英検1級にチャレンジした所、無事合格。
理由は以下の通り色々あったんですが…まあ要は興味と見栄でした。
(1)最近TOEICが食傷気味(といっても出題形式は改善されているし、これからもまだまだチャレンジしていきたいと思っていますが)。TOEICはリスニングとリーディングしかなく、ライティングとスピーキングの実力が試せない
(※石河注 最近では、正式名称は’TOEIC®Listening & Reading Test’。最近では、’TOEIC®Speaking & Writing Tests’, ‘TOEIC®Speaking Tests’ など、単にライティングやスピーキングを試す試験も登場してきましたが、値段が結構高い!)
(2)英検1級は、昔から「とても難しい」といわれる(過去の英検1級の合格率を見ると、年間平均約10%(年により差はある)一般的に、合格率が10%台の資格試験は難しいらしい。
(3)英検1級は、一度合格してしまえば資格が消失することはない(2017年3月28日前後の情報。TOEICはスコア認定が発行後2年間に限り有効)。
(4)英検1級を取ると、何故か?年配の社員の方から「よく頑張ったね!」と褒められる(←これは合格後に知ったことですが)
(5)英検1級を取って、周りからスゴーい!!と言われてみたい(←結局そこかい!という所ですが。。以前の記事 【英語学習のコツ②英会話学習を継続するコツとは】 にも書きましたが、仕事・勉強のモチベーションの源の全ては「見栄」「欲望」にある、というのが石河の持論です笑)
TOEICと英検、各種英語資格試験の比較については、後日また改めて書きたいと思います。
今回は、石河の英検1級の体験談ということでお送りします。
[1]1次試験(2017年1月22日(日)実施)
100分の筆記試験+30分のリスニング試験。
筆記試験:
- 短文の語句空所補充問題(各1点×25問)
- 長文の語句空所補充問題(各1点×6問)
- 長文の内容一致問題(各2点×10問)
- 英作文問題(28点-1問)
リスニング:
- Dialogues(10問、各1点)
- Passages(10問、各1点)
- Real-Life(5問、各2点)
- Interview(2問、各2点)
(旺文社英検書 『英検1級総合対策教本』)より一部引用。
事前に参考書を読んで対策を立てたのですが、石河は、筆記試験:4)英作文30分⇒1)短文語句 20分⇒2)長文語句 20分⇒3)長文内容一致 30分 の順番と時間配分でやってみました。解いてみたコツとしては、時間的には多少余裕があるものの、きちんと時間を割り振っていかないと厳しい印象。
まず、英作文は、30分にしておかないと他に影響出るし、逆に30分よりも短くしてしまうと、文章のQualityが落ちてしまい良くなかったです。また、短文語句は、慣れていないと、分からない単語で止まって時間ロスしてしまいがちですが、分からない単語はどうあがいても、意味がわかることは無いので、あまり精神的ショックを受けずに、ぶっちゃけ適当に○をして次々進むのが良いと思います。
逆に、時間をかけるべきと思うのは、長文(語句補充、内容一致)です。ここは、個々の単語が分からなくても、文章全体を読み進めれば答えが推測できるものが多いです。なので少々読みづらい!と思っても、あきらめず、ある意味気楽に、文章の最後まで読み進めるのが良いかと感じます。
リスニングは、どんどん文章が読まれていきますので、時間配分のコツもないですが、途中聞き逃しても、粘って聞き続ければ、意外と答えが分かったりします。ここは、TOEICの問題で時々見られるように、キーワードを聞き逃してしまうと、一発アウトな形式と違い、粘ったら報われる感じがします。
石河注※
ここは、TOEICの形式に慣れている方には逆に落とし穴と思うんですが、TOEICだと(最近は問題形式は変りつつありますが)答えの部分を探してしまえば、即回答できる問題って割とありますよね?ただ英検だと、「ここが答えだ!」と思っても、最後にどんでん返しが待っているパターンが結構多いので、回答を即断すると、痛い目に遭う可能性が高いです。なので、早く進みたい!と思う気持ちを抑えて、じっくり最後まで問題文を読みましょう or リスニングを聞きましょう^^;
石河個人的には、長文読解、リスニングのパートで得点を稼いで合格した感じです。
少し長くなったので、2次試験の体験談は後日書きます。