【挫折しない洋書の読み方】
途中で挫折しないで洋書を読み進めるコツとは??
(最終更新日:2017年9月15日 23:30 加筆・体裁の修正 ※本記事は、新たな情報を入手次第、更新中です!)
洋書読めるとカッコいい!でも、洋書読むのは難しい!1冊の数ページをパラパラめくっても全然頭に入ってこず、結果挫折…。そんな方は多いのではないでしょうか。
そんな、洋書ビギナーの貴方に、挫折しないお勧めの読み方をご紹介します。
※ここでの「洋書ビギナー」とは、英語力の如何に関わらず、「洋書に抵抗感がある・洋書を1冊読んだことがない(あるいは、かろうじて読み終えたが、内容が全然頭に入っていない)」という方を指します。実は、TOEIC 900点オーバーの方でも、こういう方は多いですよ。
まずは、最初の一冊を完読することからはじめましょう!
(1)まず、めっちゃ簡単!!超簡単!!な洋書を探す(ただし、日本語の訳本が出ているものに限る)。
目安としては、中学英語のみで書かれているような洋書、もっと言えば、絵本みたいなものがよいです。
ページ数が少なく、イラスト多めで、めーーーっちゃ簡単そうなやつにしましょう!
一例ですが、おすすめは以下です。
【洋書レビュー① ‘ALICE IN WONDERLAND’(邦題:不思議の国のアリス)】
【洋書レビュー④ Who Moved My Cheese『邦題:チーズはどこへ消えた?』】
(2)次に、洋書ではなく、日本語の訳本を読んで、完全に内容を頭にインプットします。
(3)最後に洋書を読みます。わからない所があれば、じゃんじゃん日本語の訳本を読みましょう。
ここでのポイントは、 「(手段を問わず?)まず洋書1冊を全部読み終えた!」という成功体験を作ることです。
多くの人にありがちなのが、最初洋書を読むときに背伸びしすぎなんです。結果、なんだかとても難しそうな分厚い教養本なんかに手をだしてしまって、数ページで挫折、お蔵入り…。これでは、洋書を読む習慣は身につきません。
まずは、洋書を1冊読み終えてしまいましょう。
そうしてからは、上のサイクルで次々と読んでいきます。目標は5冊くらい。でも、次に読み続けていくのが意外と大変なんですね。なので、ここでも難易度は絶対に上げず、簡単な洋書ばかり読んでいきましょう。そうすることで、洋書愛好家への仲間入りの第一歩が踏めます。
洋書を読み続けるためのコツ~洋書を読むことを習慣づけよう~
さて、最初の洋書の1冊を読み終えた皆さま…
本当に、お疲れ様でした!!
きっと、いくら日本語訳であらかじめ内容をバッチリと頭に入れていたとしても、いざ洋書を読んでみると、結構疲れたのではないかと思います。まず、この最初の1冊を終えないうちに、挫折してしまう方が本当に多いです。そこをクリアした貴方は、立派に、洋書愛好家のスタートラインに立っています!
これからは、洋書を読むことを習慣づけていきましょう。
Tak石河個人的意見ですが…洋書を習慣付けるには、
月1冊ペースで、(最初の1冊も含めて)計10冊(つまり、1年弱で10冊読むということ)
がいいと思います。だいたいこれくらいやっておけば、一時的に洋書読むのをストップしても、体が感覚的に洋書を読むことを覚えているので、少し洋書を読むのがストップしても、また気が向いた時に再開できます。
もっとも、「私は1週間に1冊読むんだ!」「いや1日1冊読むんだ!」と、スピードアップしても良いのですが、燃え尽きてしまうor読んでも、中身がぜーんぜん頭に入っておらず、むなしい状態に陥ってしまいかねません(汗)
で、どういう洋書を読むのが良いか、ですが…
ぶっちゃけ、皆さんの好きなジャンルでいいと思います!(何と投げやりな!笑)
ただ、これは結構本気でして、最初の10冊の習慣づけまでは、「まず洋書を1冊1冊しっかりと読んで、洋書を読む習慣を骨髄に沁みつけること」が大事だと思うんですね。
一応、Tak石河個人的におすすめのラインナップは以下の通りです。
上記が面白いのは、英語力のレベル別(より具体的には、語彙力数毎)におすすめの洋書が分かれています。かつ、ジャンルも「伝記、小説、ビジネス…etc」と多岐にわたるので、例えば、TOEIC 700点レベル―興味ジャンル:小説、といった選び方をするのが良いと思います。
・朝日出版社 生きた英語でリスニング シリーズ(以下一例)
【洋書レビュー⑤ スティーブ・ジョブズ 伝説のスピーチ&プレゼン】
※このシリーズは、いわば過去の偉人・有名人のプレゼンやスピーチの抜粋を、英語・日本語の対訳方式で書いたダイジェスト版なので、厳密には洋書ではありません。ただ、日本語がすぐ横にかいてあるので、分かりやすいです。時々こういうシリーズも読んでみて、気に入ったら、その題材の洋書原著にあたってみるのも良いでしょう。
・語彙力強化本(以下、一例)
【洋書レビュー② ‘Word Power Made Easy’】
洋書には、「語彙力/vocabularyを強化しましょう!」みたいな本があります。上記も一例ですが、色んな単語が解説されており、洋書や英文を読むのに必要な語彙力を強化しつつ、洋書を読むことができます。
それでも、洋書を読むのは挫折がつきもの!
…と、ここまで話してきましたが、これで順調に、10冊洋書を読了する人は、正直稀だと思います。やはり、人間は、しんどいことはやめたいもの。絶対、挫折したい時が来ます。
むしろ、「そう簡単には習慣づけできないんだよ^^;」ぐらいにおおらかに考えていた方が良いかと思います。
それを乗り越えるには…
kindleなど便利な洋書を読むツールを使ってみる
洋書を読む際に、分からない単語があるとストレスになりますよね。Kindleでは辞書が標準搭載されているので、分からない単語があっても
【英語学習お役立ちTops④ Kindleで洋書を読もう】
読んだ洋書の内容を、家族や友人に話してみる。
できれば、「すごいね!」と褒めてくれる、優しい人に話すのがお勧めです(笑)
【英語学習お役立ちTips① なぜ英会話学習が続かないのか?】
【英語学習お役立ちTips② 英語・英語学習を継続するコツとは?】
でも述べた通り、人から褒めてもらう・人からすごいね!と言われてええ格好するというのは、モチベーションアップにとても効果的な方法とTak石河は考えています。
洋書読書会、勉強会に参加する
各地域で開かれている「洋書の読書会、勉強会」に参加するのも良いですね。「洋書」でなければ、普通の持ち寄りの読書会や勉強会でもいいですね。そこで貴方が、洋書の内容を参加者に日本語で解説すれば、お互いに勉強になるし、モチベーションアップにつながること間違いなしです!
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